【はじめに】
株式会社BASICS
フルリモートのIT企業
【はじめに】
もしかしたら、
IT業界やサービスへの
印象や先入観は、
無機質なものかもしれない。
だからこそ、
血を通わせたいと思う。
2014年に創業、社員数も少ないまだまだ小さな会社ですが、仲間になってくれたメンバーとの仕事を通じて、大きな夢や目標を日々口にするようになってきました。
「ITには無限の可能性がある」なんて言葉にやっぱり期待する自分がいて、人・情報・信頼を技術でつなぐIT企業としての使命感は増すばかりです。
ただ、そのためにはまず、思いをひとつにできる「同志」、共に歩んでいける「チームメイト」が必要不可欠です。
「まっとうなエンジニアと、まっとうな仕事をしたい」と心底思う気持ちは、BASICSの代表としてだけでなく、一人のエンジニアとしてこの業界を泳いできたからこその本音です。綺麗ごとも言いづらいことも、ここはあえて、全部を語ろう。BASICSがもうひと回り大きく成長するために、ちゃんと思いを伝えよう。
少々回りくどいかもしれませんが、無機質なイメージがありがちなIT業界やサービスに「プロとしての気遣い」や「血を通わせたい」と思うからこそ、語ります。

【職人気質】
今っぽい職業の
システムエンジニアだって、
突き詰めれば大工と同じ
職人だろって言いたい。
魂を込めてない
エンジニアなんて、
本物じゃない
ロボットやAIのシステム開発などを生業とするシステムエンジニアの仕事は、「人と喋らなくてもできるからオススメ」という言葉を見かけたことがあります。いや、それは大間違いです。どんな仕事にも「人」がいます。だからこそ、どんな仕事にも「魂」を込めたコミュニケーションや、基本となる報連相、建設的な議論ができるスキルが大切です。
いろいろ突き詰めると、プログラムの仕事は、大工の家づくりと似ています。言われた通り、設計図通りの家づくりやプログラミングは、基礎さえ覚えれば誰だってできるかもしれません。
しかし、そこに「魂」が感じられるかどうかは別の話。「住む人のことを本気で考えた家=使う人のことを本気で考えたシステム」を、誇りを持ち、設計から施工まで担える“職人”こそ、本物です。


職人を語るなら、
建てて終わり
でいい訳がない
言われた通りの作業だけで完成した家もシステムも、それなりに格好がついたものにはなるでしょう。ただし、それが長く愛され、高い満足度が得られるかどうかを左右するのは、カタログ通り、要望通り、今まで通りではないはずです。
計画の最初からお互いの意見を交わし、作り手にとっても使い手にとっても「ベスト」だと思えるモノづくりによって完成したシステムやサービスは、作ってからが本当のスタート。家と同じように、定期的にメンテナンスをし、使う人にとって最良の状態を保ち続けることが何より大切です。
ただ作って終わりではなく、安心できる「見守り」にこそこだわりを持っています。

【結局は基礎】
基礎=BASICが
しっかりしていればこそ、
ちゃんとした
モノづくりが実現できる。
ずっと愛され、
ずっと居心地のいい家の
土台は強固だ
家でもシステムでも、ずっと長く愛され、使い勝手の良いモノであるためには、土台となる「基礎=BASIC」が強固でなければなりません。では、システムにおける「構造」や「耐震」を支えるものは一体なんでしょうか?
それはおそらく、ひとつずつの案件に対する「熱意」と、スキルと知識をアップデートし続けることでこそ身につくエンジニアとしての「基礎」だと思っています。
プロの野球選手やサッカー選手、一流のお笑い芸人だって、基礎があればこそのプロフェッショナルです。決して手を抜かず、何度も確認してこそ得られる安定感と安心感を、すべてのお客様に提供します。


石橋を叩いて渡る
方法論を、
考え続けられる
「思考力」で
ちゃんとしたモノづくりを叶える上で、「慣れ」は大敵です。キャリアを積み、経験を重ねるに従い、どうしても出てきてしまう傲りや怠慢の気持ち。これは、人間誰にだってあることです。昔から「油断大敵」と言いますが、エンジニアにとってもまさにそう。
作るだけで満足せず、自らの目や仲間の目でチェックを重ね、いつも「どこかでエラーが出るかもしれない」との前提で取り組んで欲しい。エンジニアを育てるスクールでは、テストすることの大切さや方法論は教わらないでしょう。
だからこそ、石橋を叩いて渡る方法論をきっちり伝えます。

【縁ジニア】
物理的な距離があっても
つながっていられる、心の距離は近いチームで
あり続けたい。
どこにいても
一員であることを
感じられる組織
完全フルリモートで働くエンジニアと聞けば、一匹狼的なフリーランスと変わらない働き方なのでは?と思われるかもしれません。もちろん、物理的な距離はあります。常に顔を見合わせる訳でもありません。
ただ、どこに拠点を置こうと、間違いなく一人ひとりが「BASICS」の看板を背負っています。
パソコンとネット環境さえあれば、どこにいても働けるし、仲間とも繋がっていられます。
だからあえてBASICSは、物理的な距離より、心情的な距離を大切にしたい。思いと目的を同じくするメンバーとなら、どこにいても組織に欠かせない「一員」であることを実感できます。


まっとうな仕事のために、
個性や多様性を認めても、孤立や独断は認めない
一緒に働く仲間には、弱音も吐いていいし、頼りたい時に頼れる間柄で常にいて欲しい。いつもそう呼びかけています。フルリモートを導入して以来、社員は全国に散らばっていても、そんな連携・連帯が当たり前のように行われています。だから、このスタイルは、もはやBASICSにとってのスタンダードです。
社員それぞれの働きやすさやエンジニアとしての個性・多様性は認めても、孤立した働き方や難しい判断を迫られたときの独断は認めないことを徹底します。
いつだってチームで取り組めることを、まっとうな仕事をするためのベーシックにしたいから…。

【本音と建前】
この業界に抱く
違和感や足りないに、
真っ向からぶつかっていく
組織でありたい。
どんな仕事にも存在する
「やりがい」を、
かならず見つけられるように
会社の成長のために、経営者として掲げる最初の建前は「ちゃんと稼げる仕事」を受注し続けることでしょう。しかし、それだけでは、理想に掲げる「誰もが満足できる仕事」を幾つできるか分からない現実があることも知っています。
それでも、理想を追い求めることには価値がある。なぜなら、「自分にとって、自分たちにとってプラスになる仕事」を受注し、すべての社員に十分な満足度とやりがいと収入を提供したいと考えているからです。
この業界にいると、理不尽や違和感を覚えること、本当に必要な価値観や視点が「足りない」と思うことは山ほどあります。できることなら、そんな課題を共有できる仲間と一緒に真っ向から勝負し、成長していきたい。どんな仕事にも前向きにチャレンジできる仲間と一緒に「最大級のやりがい」を得たいから。


不必要なITには
決して手を出さない
信念を持って
システム開発の案件でよくあるパターン。それは、言われるがまま作ったはいいものの、実際には使えない・使わない「無駄なシステム」だったというケースです。
その場合、お客様にとっては多額の費用が「不必要」だった訳で、エンジニアにとっては「不必要」な時間と手間をかけただけになってしまう訳です。
そして、その現場に残るのは、クレームや不満ばかり。他社でよく起こる、こんな「不必要」に手を出すことは一切しません。顧客にとっての「最適」は、最初から決められていたり予算立てされたシステム開発だけではないはずです。
最後に「ありがとう」の言葉がいただける仕事をするために、数ある引き出しの中から「ベスト」を提案できるIT企業を目指し続けます。